天然な彼女!?
「翼は!!」

「分からないの!!」

つばめさんは泣いて
訴えてきた。

俺は翼の何を見ていたのか、
自分で情けなかった。

「翼を見つけられるのは、
相馬君しかいない。

だから助けてくれ!!」

源さんの悲痛な叫びに、
俺は翼を探しに行くと、
圭吾と会った。

「どうした?」

「翼がいなくなった。」

「まさか・・・。」

圭吾は何かを知っている
顔をしていた。

「圭吾教えてくれ!!」

「昨日翼が産婦人科から、
出てくる所を見たんだ。」

「産婦人科?」

俺の頭に脳裏が浮かんだ。
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