天然な彼女!?
バードホテルの控え室に
いる俺は緊張をしている。

「相馬君何を緊張を
しているんだ?」

のんきに聞いてくる親父に、
俺は呆れている。

「いいだろう。」

「まあ。綺麗だろう?」

「ああ。」

「照れている?」

「息子の結婚式なのに、
のんきにいる親父が
いるのかよ!!」

「かもめもママのドレス姿
綺麗と思うよな?」

愛娘のかもめを抱き寄せ、
頷く娘に、
デパートの社長も、
孫には甘い。

「かもめが大きくなったら、
相馬君も大変だな?」

「何で?」

「婿選びだよ。」

父さんに一言で、
お見合いをしたけど、
相手が翼だったから、
ここまで来れた気がした。
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