天然な彼女!?
部屋に入ると、
翼は真っ白な
ウエディングドレスを
見に纏っていた。

オーダーメイドのドレスは、
翼の美しさを引き立てていて、
俺は見とれてしまった。

「相馬君?」

少し不安そうに俺を
見つめてきた。

「いいや、綺麗だよ翼。」

「ありがとう。」

「俺が翼に言う言葉だよ。
ありがとう。

一生翼を愛するよ。
何があっても一緒にいて
下さい。」

俺は膝付いて翼に
誓った。

「うん・・。」

翼の目から溢れる涙を
押えることは出来ない。

俺も自分の目から、
涙を抑える事に必死。



< 119 / 125 >

この作品をシェア

pagetop