天然な彼女!?
無事に式を終えて、
ホテルのスイートに
泊まる事になった。

「相馬君。
4月から同じ大学に
行くけど・・・。」

「どうかした?」

「名前なんだけど。」

「鳥越でいいだろう?」

「いいの!!!」

翼の答えを知っていた俺は、
昨日届いた学生証を見せた。

「同じ名前だろう。」

「本当だ。」

「入籍をしているのに、
名前がバラバラだったら、
翼は偽者の奥さんになるぞ?」

「いやだ!!!」

翼は俺に抱きついて、
泣き出した。

「ママなんだろう?
泣いてばかりだったら、
子供が笑うぞ?」

「泣き止む!!」

翼をベッドに運び、
甘いキスを繰り返した。
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