天然な彼女!?
「いいんです。

相馬君は凄く優しい
方です。

それに私の事を
許婚ではなく、
婚約者になりました。」

翼の言葉に
みんなは拍手をした。

「それこそ我が息子!!」

「そうよ。相馬ちゃん。」

俺の両親は、
何を考えているのか
サッパリ分からない。

結局は俺が18になるまで、
翼は俺の婚約者となった。

ただ、
1つ問題があった。

家に帰って、
親父と話をした時。

「相馬君。
翼ちゃんとは、
夏までにはキスをしろよ。」

「はあ???
いいだろう。いつしても。」

「さっきしたら、
みんなでお祝いをする事が
出来たのに。残念だ。」

「惣ちゃん。
かわいそうよ。」

母さんが親父の傍に行くと、
親父は躊躇せずに、
自分の膝の上に座らせた。

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