天然な彼女!?
帰る時だった。

翼がいなく、
仕方なく1人で帰る
時だった。

後から腕をもたれた。

「相馬様。
一緒に帰りましょう?」

「いいよ。」

「私に何があったら、
どうするのですか?」

「俺には関係ない。」

腕を離そうとした時、
下駄箱の前で翼が、
待っていた。

その姿を見て、
翼は泣いてしまって、
走り出した。

俺は追いかけようと
したが、
西瓜に腕を持たれた。

「私と一緒に帰って下さい。
私このまま死にます。」

「はあ?
俺には関係ない。」

「あります。
何であの子がいいのですか?
私には理解できません。

成績優秀でデパートの
後継ぎである相馬様が、
あんな子を選ぶ事自体、
分かりません。」

西瓜は全く離さない。
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