天然な彼女!?
「母さんの癖なんだ。
西瓜も向こうから、
腕を組んできた。」

翼は泣きながら
頷いてくれた。

「私はした事が
無いんだもん。

手も繋いでくれないし、
やっぱり、私が嫌いだと
思い込んでいた。」

「バカか。
俺は翼しかダメなんだと
言っているだろう?」

「うん・・。」

俺は翼の頬を持って
顔を上げたら、
涙で目が真っ赤だ。

俺は触れるだけの
キスをした。

「相馬君?」

「嫌だった?」

「もう1回。」

俺は触れるだけの
キスをもう1度した。

「これでいい?」

「うん・・・。」

何だか変な翼に
俺が疑問を感じた。




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