天然な彼女!?

デカイ部屋

俺は部屋にいる。

当たり前だけど、
自分の部屋ではない。

「相馬君?」

「何だ翼?」

「良かった?」

俺に縋るような目で
見つめてきた。

ここはバードホテルが
経営するホテルの1室。
しかもスイート。

「源ちゃん。
住むのはいいけど、
スイートじゃないとダメかな?」

「いいよ。
翼と相馬君の事だから、
大きい部屋がいいだろう。」

勝手な父親2人が決めて
しまった。

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