天然な彼女!?
「何だか可哀想。
大人の女性が好みだと、
思っていたの。」

「相馬は無理です。
彼女にゾッコンですし、
かのじょと別れたら、
相馬は生きていけません。」

俺の代わりに圭吾が
言ってくれた。

「そんな彼女より、
私にしない?」

「うっとしい女が、
一番嫌いです。

それに彼女と言っても、
俺の婚約者です。」

俺は言い切って、
その場を去った。

父さんも俺と同じ
立場でどの様にして、
乗り切ったんだろう?

売場に戻ると、
前田さんが忙しくしていた。

俺が手伝って、
何とか乗り切った。
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