天然な彼女!?
「今から海に行くぞ。」

俺は呆れて物が言えなく、
翼を見ると喜んでいた。

「いつもながら勝手に
決めるよな。」

「相馬君。
言う事聞かないと、
翼ちゃんと同じ部屋に
しないぞ。」

いつもの親父の脅しが、
翼に効いたらしく、
泣いてしまった。

「嫌だ!!!
相馬君と離れたら、
生きていけない。」

大声でなく翼を、
俺は抱きしめた。

「親父!!!」

「マーちゃんと同じだな。
良く泣いて俺が抱きしめると、
機嫌が直る。

もちろん、源ちゃんと
つばめちゃんも同じだ。」

親父は自慢するけど、
似たもの同士か・・・。
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