天然な彼女!?
夏休みがもうじき
終わろうとしていた。

そして、
翼との連絡も実家とも連絡は、
取っていない。

たまに親父が見回りに
きていたが、
何も言ってこない。

「そろそろ帰った方が、
いいじゃないのか?」

「頭では分かっている。
けど、・・・。」

「意地を張っている。
そんな所か?」

「ああ。」

帰る時、
外は雨が降っていた。

そして傘も差さずに、
翼が待っていた。

「相馬君・・・。」

ずぶ濡れの翼に
俺は近寄った。

「よかった・・。
あえて・・・。」

翼は俺に寄りかかって
俺は翼のおでこに手を
当てた。

< 69 / 125 >

この作品をシェア

pagetop