天然な彼女!?
「ゴメンな。翼。」

両親は部屋を出て行き、
俺は一晩看病をした。

朝目が覚めると、
翼のおでこを触ると、
熱が下がっていた。

ドアが叩く音がして、
ドアを開けると、
親父が立っていた。

「何だよ・・。」

「翼ちゃんは?」

「熱は下がった。」

「よかった。
すまなかった。

源ちゃんから聞いて、
お前の気持ちを知った。」

「いいよ。
翼は確かに親達の事を
見ていたから、
俺が同じ事をするのと、
思っていた。

けど俺は出来ない。
自分のペースを掴むまで、
翼に無理をさせたくない。」

「分かった。今日は休め。
翼ちゃんが目を覚めて、
お前がいなかったら、
今度はどの様になるか、
分からないから。」

親父は自分の過去と
俺の事を重ねて、
言ってきた。
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