天然な彼女!?
「相馬君?」

「何だ?」

「私の趣味悪いのかな?」

普通に考えたら、
変な趣味かもしれないが、
それを言うと泣き出す。

「俺も気にいっているし、
翼が選んでくれた衣装だから、
嬉しいよ。」

「うん!!」

いつもの翼に戻ると、
西瓜が近寄ってきた。

「さっきの人。
バードホテルの社長じゃ?」

「ああ。
父さんの昔からの親友で、
翼の父さんだ。

だから、
俺と翼が婚約をしても、
おかしく無いだろう?」

俺は嫌味っぽく言うと、
西瓜の顔は変わっていた。

「そんな・・・。」

「だから、
俺に近寄るって、
翼を虐めるとどうなるか?
分かっただろう?」

俺は西瓜を見下す様に
見てしまった。

これが俺の本当の
本性かも知れない。
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