天然な彼女!?
文化祭が無事に終わり、
翼と帰る時だった。

「本当なの?」

「何が?」

「後継ぎの事?」

「ああ。
お兄さんが嫌だと、
いう可能性もあるだろう?

翼を本気で好きになって、
ホテルの事も、
頭に入れておいた方が、
いいじゃないかと思った。」

「ありがとう。
けど兄さんはちゃんと、
ホテルを継ぐよ。

ずっとパパに付いて、
色々と見てきている。」

「俺と一緒だな。」

翼の家に着くと、
翼から抱きついてきた。

「珍しい事もあるんだ。
だったら翼からキスして?」

耳まで真っ赤な翼を、
いじめたくなった。

軽いキスをして、
帰ろうとしたら、
腕を持たれた。

「それで終わり?」

「翼からして?」

翼から深いキスをして、
離そうとした時、
俺が抱きしめて、
キスを繰り返した。
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