天然な彼女!?
「相馬ちゃん。」

俺達の傍に母さんが
やって来た。

「カエリちゃんは、
ずっと相馬ちゃんが
好きだったの。」

「そうなのか?」

俺ははじめて知って、
カエリを見た。

「そうだよ。
今でも好きなんだ。」

「ゴメン。
俺は無理なんだ。」

カエリはそのまま、
迎えの車で帰った。

「はあ。」

「ため息を付くとは、
珍しいわね。

カエリちゃんはずっと、
好きだったけど、
惣ちゃんは決めていた。」

母さんの言葉で、
俺は驚く事は無かった。

学校で会って、
好きになったからな。
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