【続】天国に近い場所
「しのお姉ちゃ〜〜んっ♪」

「わっ!」

「・・・」


健ちゃんは虚しくも龍美を無視し、私の胸に飛び込んで来る。




「遅いよ〜」

「ごめんごめん(汗)」

「ボク待ちくたびれた」


健ちゃんを抱き抱え、頭を優しく撫でる私。




「健太郎!」


龍美が立ち上がり、健ちゃんグンッと顔を近づける。




「りゅうび…いたの?」

「てめえ…」



・・・(汗)

そのあと‥しばらくの間、龍美と健ちゃんの口喧嘩は続いた。



やれやれ。
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