【続】天国に近い場所
夏莉と目を合わせる私‥


「「う‥うん」」

思わずハモる二人(笑)





「やっぱりな。そんなことだろうと思ったよ。どーせお前ら、文化祭参加するっつっても‥顔出す程度だろ?」


正樹さんがヒジをついて言う。




「‥そうそう(汗)!」

「バ、バレじゃった(汗)?」


演技下手な私と夏莉。


だけど、もうどうしようもできない‥





「ふーん、そうなんだ。じゃあ文化祭終わったあとに、みんなでメシくらいは行こうぜ…」


龍美がフキンで口を拭きながら、アイスコーヒーをストローで掻き混ぜた。
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