【続】天国に近い場所
龍美は玄関に私を先に入れると、自分も家の中に入りドアを閉め鍵をかけた。

私はパンプスを玄関で脱ぎ、龍美から私の荷物を受け取ろうと後ろを振り返ったその時‥‥



ドサッ




龍美が私の荷物を、玄関の隅に雑に置いた。

そして私の腕を掴み、片方の手で私の髪をかきあげると‥




「…………っ」


龍美は玄関で私にキスをした。

突然のことだし、いきなり熱いキスのせいか、私は力が抜けそうになってしまう。


そんな私に気付いたかのように、龍美は私の体を支えるように腰に手を回し‥

更に熱いキスを落とす。
< 24 / 499 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop