【続】天国に近い場所
私は龍美の着ているスーツの袖をギュッと掴み、キスに必死で答えていた。



もみもみ♪


!!


キスをしながら、私の服に手を入れて来る龍美。

私はびっくりして、龍美から顔を離す‥




「ごめん、手が止まんなくって」

「!」


ニヤニヤしながら言う龍美。





「げっ…」

「ん?」


一瞬、龍美の手が止まる。





「玄関でいきなりなにすんのよォオオオ――!」





パッチィィン!





「いってー」


龍美の頬を、おもいっきりひっぱたいた私。
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