【続】天国に近い場所
「‥これ羽織って」

「あ、うん…」


パーカーを差し出す龍美からパーカーを受け取り羽織って、チャックを上まであげた。





「ん」




龍美が私の手を握る。

そして私と龍美は資料室を後にして、夏莉たちの元に戻ることにした‥




そのあとの龍美はすごく機嫌が良くて、さっきとは大違い(汗)

「明日楽しみだな♪」と、また始まるプチ同棲が待ちきれないみたいだ。



私は普段より自分から龍美にくっついたり、寄り添ったりして‥

『もう龍美が怒ってないんだ』確認を、さりげなく何度もした。
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