【続】天国に近い場所
まだちゃんと指輪見てないから、見たいけど…

今は龍美に包まれてたい。





「絶対幸せにする!」


私から体を離し、ニッコリと歯を見せて笑う龍美。





「う、うん」


そして、私たちはキスをした。


これからの幸せを願うように、甘くて優しいキスを何度も。








「ん?ちょっと待って‥」


龍美から顔を離す私。

龍美は不思議そうに頭に?マークをつけ私を見つめている‥







「ってことは…進路希望用紙に、何て書こう・・(汗)?」

「・・・」


私たちは進路希望用紙を、じーっと見つめる。
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