【続】天国に近い場所
「『俺のお嫁さん』?とか…」




首を傾げる龍美。



「………」

「………」



しばしの沈黙のあと‥

お互いに目を見合わせて、笑い合った。


幸せ過ぎて、またちょっとだけ涙が出た…





でも、私は‥

『結婚』というものを深く考えていなかった。


自分はまだまだ18歳の子供で、物事を甘く考え過ぎていたんだ。





龍美‥


こんな私でもいいの?

もう一回プロポーズしてくれる?




そして・・・

婚約指輪を、もう一度くれますか?
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