【続】天国に近い場所
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病院から薬を出され、龍美の家に帰ってきた私と龍美。

龍美は帰るなりすぐ私をパジャマに着替えさせてくれて、オデコに冷えピタを貼ってくれた。




「.‥寒くないか?」


ベットに私を寝かせ、布団をかけてくれた龍美。



「うん、大丈夫…」

「どうする?家帰る?自宅の方がゆっくり出来るんなら送ってくよ」


龍美が私の手を握り、心配そうに言う。





「‥やだっ……帰んない…」


私は首を横に振り、龍美の手を握り返した。
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