【続】天国に近い場所
「ん゙っ」


風邪をひいて口にしまりがないのか、スポーツドリンクが口から零れてしまう私。




「あーあ。もうなにやってんの」

「ご、ごめーん…」


デレデレして笑いながら自分のロンTの袖で、私の口を拭いてくれる龍美。





ドキッ


「あ、ありがとう」

「薬飲んだから寝な」


龍美は私をベットに寝かせる。





「一緒に寝てあげよーか?」

「えっ?」


龍美がニヤニヤしながら、私に布団をかけてくれている。




「冗談だよ」
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