【続】天国に近い場所
「よかった。つーかお前、汗びっしょりだな?新しい服に着替えるか?」

「うん‥」


龍美はそう言ってバスルームからタオルを持って来てくれて、私の体を丁寧に拭いてくれた。

私は新しいパジャマに着替え、すっきりした気持ちで再びベットに横になる。





「お腹空いたか?お粥作ったけと‥食べる?」

「お粥!龍美が作ったの?」

「うん。さっきお前の姉ちゃんに電話した時、ついでに作り方聞いたんだ」


龍美はニッと笑う。




お姉ちゃんに…?



「お姉ちゃん、何て言ってた?」
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