先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
おいしい物食べてると幸せだ…。
祐輔が急に、クスクスと笑った。
あたしを笑ってる気がして、
思わず、ジロリとにらんでしまう。
「…なに?」
「いや、おまえって色気より食い気だな」
「な、なによ。祐輔の意地悪!
あたしに色気がないのは、誘惑する祐輔の色気が足りないからじゃないの!?」
売り言葉に買い言葉。
気づいた時には、そんな暴言を吐いた後だった。
自分の言ったことに気づき、青くなる。
い、今、なにを…。
あたしがあわてていいわけするよりも早く、
祐輔がニヤリと笑った。
「ふーん、そう。俺の色気がねぇ。
ご飯が終わったら、俺の色気は十分だってこと、証明してやるよ」
「そ、そんな証明、いらないから…!!」
あたしは顔を引きつらせながら、言った。