先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
└ 甘い夜、壊れる時
その後、ご飯も終わって、
あたしはテラスと外を見ながら、時折ちらちらと部屋の中をうかがった。
ご飯を食べたテーブルは片づけられ、見えるのはベッド。
布団じゃないのがせめてもの救いかもしれない。
もしも、2枚の布団が寄り添って敷かれていたら…
恥ずかしすぎて死んじゃう!!
でも、
今から恥ずかしいことするんだ…。
あのベッドで。
そんなことを考えたら、心臓がドッキンドッキン騒ぎだし…
どうしよ…
息ができないよ。
「千沙」
「は、はいっ」
急に祐輔に呼ばれて、あたしは体がビクッとふるえた。
「風呂入らないなら、こっち来いよ」