先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*

いきなり、祐輔がニヤッと笑ってささやいたものだから、

あたしは『何事!?』って思ってしまう。



「…丸見え」


祐輔はいいながら、

あたしの鎖骨から胸の谷間にあたる部分にかけて、手をはわせる。


その感触にビクッとなった。



…でも。


「ちょっと…!」


あたしは慌てて体を起こした。



そこって、浴衣で隠してるはず…。


そう思って見てみたら、残念なことに浴衣がはだけていた。


胸がポロリはギリギリセーフだけど、きわどいトコまで見えてる。



「ぎゃあっ」


あたしは可愛くない叫びをあげると、前を合わした。



「…おまえなぁ。なんて声をあげるんだよ」


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