先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
祐輔は顔をしかめて、片耳をふさぐ仕草をした。
かたや、あたしは、もういっぱいいっぱい。
「だ、だって…」
いつもなら浴衣の下にTシャツを着るんだけど、
さすがに今夜、それはない気がして。
下は下着のみ。
それを見られたなんて…
いや、見られに来たわけだけど、
それでも恥ずかしすぎて、泣きそうだよ…。
じんわりと涙がにじむ。
「あーもう! 可愛らしすぎ!」
「ひゃっ」
いきなり祐輔にぎゅっと抱きしめられ、
あたしは涙が引っ込みそうなほど、びっくりした。
「だいたい、俺は好きな子が泣いてる姿も好きだって、前に言っただろ?
泣いたおまえが悪い」