先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
第1話 先生ともう一人のユウスケ!?
├ 週末婚な生活
「俺のモノになってくれ」
「先生…!」
「バカ、先生じゃなくて祐輔だ」
先生の唇が近づき、あたしに触れる。
何度も何度もキスをかわし、先生は唇を少しだけ離した。
祐輔の息があたしの体を熱くする。
祐輔はとても真剣な顔であたしを見た。
ドキンと胸が高鳴る。
祐輔の声が静かに響いた。
「先生なんて言わせない」
そうして胸につけられたネックレスの先には銀色に輝くリング。
じわっと瞳が熱くなる。
「ゆうす――」
すべてを言い終わる前に、あたしは目が覚めた。
「…夢?」