先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
あたしと先生との登校が目立ってるのも知ってたけど、
先生と一緒にいる時はともかく、あたし一人でもわかるものなの…!?
「なんでって、オレ、同じ電車じゃん? よく見かけてたからさ」
あ、カッコイイ。
イケメンさんが笑って、あたしは思った。
先生が好きだし、ときめくのとは違うけど、純粋にカッコイイって思う。
この人、モテるだろうな。
「なぁ」
イケメンさんが歩きだしながら、言った。
改札を通り、あたしを見る。
横の改札を通ったあたしは息を止めた。
なんだろう。
雰囲気が変わった気がする。
「オレが代わりをしてやろうか?」
「え?」