先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
「おい、高村。列に入れ」
「あ、はい」
先生の声で、あたしは口を閉じて、先生を見た。
「堀口、おまえは3年5組、あっちだ」
「はーい」
堀口さんはズボンのポケットに手を入れながら、列に入っていった。
「高村、おまえはこっち。俺のクラス」
「へ?」
先生のクラス?
「そうだ。列の最後に混ざれ」
先生に連れられて、クラスの列の最後尾にやってきた。
「ありがとうございます」とお礼を言って、他の先生の着任のあいさつを聞いた。
「千沙ちゃん~! いつまで経ってもこないから、心配したよ~」
「ごめんね、あゆみちゃん」