先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
でも、心配かけちゃったわけだし…。
「あ、あのね。実はまた痴漢にあっちゃって…」
「ええっ!? 大丈夫なの!?」
「うん、金髪の人が助けてくれて…」
「金髪? ヤンキー!?」
あゆみちゃんがびっくりした顔をした。
「ヤンキーじゃないのかも。金髪に青いピアスだけど、いい人だったよ。
その人もこの学校の生徒なの」
「ねぇ、それって、堀口じゃないの?」
黙って話を聞いていた樋渡さんが、考え込みながら言った。
「あ、そうそう! 堀口勇介って人!」
「それって生徒会長じゃない!!」
あたしの言葉で、あゆみちゃんが大きな声を出した。
「生徒会長…?」
「千沙ちゃん、知らないの!?」