先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
ちょっとだけ長めの黒髪は無造作にセットされてる。
先生と目を合わすだけでドキドキするのに、
今日はスーツ姿だから、いつも以上にカッコイイオーラ!
…でも、少し不安にもなる。
あたしでいいのって。
子供のあたしより大人の女の方が、先生には似合うんじゃないかって。
先生のこと、信じてるつもりなのに…。
「今日は早く帰らせてもらう予定だったんだが、
遅くまで学校に残ってたヤツらにつかまってしまって」
「…それって」
あたしは思わず、先生の腕をつかんだ。
そして、うつむいて、尋ねた。
「…女子?」
うちの学校に若い先生は佐野先生と安藤先生の二人だけ。
それだけでもモテるのに、
そのうえ、こんなにカッコイイんだよ。