先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
…佐野先生!!
先生が職員のげた箱がある来客用玄関からこっちを見ていた。
その目は当然、笑ってはいない。
突き刺すような鋭い視線。
お、怒ってる…?
「あ、あの、ありがとうございました!」
あたしは慌てて先輩に頭を下げて、
昇降口に向かって一人、走り出した。
「あ、おいっ!?」
急に先に行ったから、先輩の驚く声が背中にするけど、気にしてられない。
これ以上、他の男子と登校してる姿を見られたくないもん。
げた箱につくと、はぁはぁと荒い息を整えながら、
携帯をスカートのポケットから取り出した。
どうしよう。
祐輔にメールしたほうがいいのかな?
でも、なんて?