先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
どう言い訳したらいいか、わからないよ。
あたしは上履きに履く替えながら、メール作成画面にはしたけど、
一文字も打てないまま、画面をにらみ付けて廊下を歩いた。
「ちょっと、千沙ちゃん…! 堀口先輩とつきあってるってホント!?」
「へっ…!?」
あゆみちゃんが教室にくるなり、あたしに詰め寄ってきて、
あたしは間抜けな声をだした。
「つきあって…?」
「じゃないの!? 今、そういう話を聞いたんだけど!!」
「つ、つきあってないよ!!!」
あたしは首をブンブン横に振った。
あたしと堀口先輩が!?
なんで、そうなるわけ!?
「一緒に登校してきたんでしょ?」
話を聞いてたらしい樋渡さんが、席にカバンを置きながら言った。