先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*

樋渡さんとは、どこか壁のあるつきあいしかできないかもって思ってたから、

今年も同じクラスになって、一緒に登校するって展開はかなりうれしい。



「わかったわ。堀口の相手は私に任せてよ」


「うん!」



肩の荷がひとつ下りて、あたしは笑顔になった。







「今から委員会を決めるぞ~。まずは学級委員から」



ショートホームルームの後、そのままホームルームになった。



教室にやってきた先生はいつも通り。


当たり前か。

仕事だもんね。



…怒ってる、かなぁ?


他の男子と登校したこと。



堀口先輩の親切とはいえ、先生からしたら嫌に決まってるよね。



「高村?」

< 40 / 109 >

この作品をシェア

pagetop