先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
樋渡さんとは、どこか壁のあるつきあいしかできないかもって思ってたから、
今年も同じクラスになって、一緒に登校するって展開はかなりうれしい。
「わかったわ。堀口の相手は私に任せてよ」
「うん!」
肩の荷がひとつ下りて、あたしは笑顔になった。
「今から委員会を決めるぞ~。まずは学級委員から」
ショートホームルームの後、そのままホームルームになった。
教室にやってきた先生はいつも通り。
当たり前か。
仕事だもんね。
…怒ってる、かなぁ?
他の男子と登校したこと。
堀口先輩の親切とはいえ、先生からしたら嫌に決まってるよね。
「高村?」