先生なんて言わせない２ -Love Weekend- ＊更新停止中＊

先生の――祐輔の唇の感触もわからず、

ただ頭が混乱するままに受け入れていた。



ただでさえ、キスしながらの息つぎが苦手なのに、

こんなキスされたら――


あたしは祐輔の背中をポカポカと叩いた。



離れそうで離れない。


そんなキスをくり返して、

ようやく名残おしそうに唇が離れた。



あたしはぷはぁっと息をする。



「祐輔、いきなり――」


祐輔に文句を言おうとしたけど、再び強く抱きしめられて、あたしは言葉を飲み込んだ。



「祐…輔…！？」



彼の胸の中、あたしの心臓はドキンドキンと早鐘をうつ。


祐輔の胸と手の平を感じ、彼の匂いに包まれてる。



「…わかっては、いるんだ」



祐輔はのどの奥から声を出した。