先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
第2話 先生と恋と友情の迷い道!?
├ 衝撃の告白
「おはよう、千沙ちゃん」
「お、おはようございます」
朝、昨日と同じように、いったんホームに下りた堀口先輩と合流した。
「おはよう、堀口」
「げ、樋渡」
堀口先輩は、あたしの隣に立つ樋渡さんを見て、顔をしかめた。
対して、樋渡さんはにっこりと笑顔。
…だけど、なんか寒い。
二人の温度差が冷ややかなんですけども…!
顔が引きつってしまうあたしの前で、
樋渡さんと先輩のやり取りは続いていた。
「今日から私も一緒に行くから、よろしくね」
「ええ~!?」
先輩があからさまに嫌そうな声を出した。
思わず、クスリと笑ってしまう。