先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
「え? え…と」
先輩がいきなりあたしを見て言うものだから、戸惑ってしまった。
「堀口、迷惑がられてるのがわからないの?」
「え~、迷惑じゃないよね」
「迷惑よね、高村さん」
「あ、あの…」
あたしは二人に詰め寄られ、困ってしまった。
二人して正反対なこと言うんだもん。
あたし、どう返事したらいいわけ!?
あたしが返事をできずにいると、
先輩が何かひらめいて、表情を明るくした。
「あ、そうだ!」
「…なによ」
樋渡さんがジロリと先輩を見る。
先輩はそれをスルーして、あたしに向かってにっこりと笑った。
「オレとつき合わない?」