先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
なんで、こんなことになってるの?
あたし、祐輔と向かいあう形で、太ももに座って、抱きついてる。
巻き付けた腕を離しても、
祐輔の顔が近い。
意思の強そうな切れ長の瞳。
ドキンドキンと心臓が騒ぐ。
ヘ、変なの…。
祐輔よりも40センチ近く背の低いあたしには、ありえない状況。
顔の位置はまだ祐輔よりも低いけども、
今ならいつもより楽にキスができそうな…
そんな考えが、祐輔に伝わったかと思った。
「…ん」
熱がそっと触れる。
祐輔の腕をぎゅっと掴み、目をつむった。
何度かキスを繰り返し…祐輔は離れる。
まだ、すぐそばに祐輔の唇がある。
「俺のことを内緒にしないといけないのはわかる」