先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
樋渡さんはあたしの横に並んだ。
「この前はごめんね。言いすぎた」
「う、ううん」
樋渡さんの思いがけない謝罪に、胸が熱くなった。
「はっきり断れなかったあたしも悪いから」
「断る隙も与えずに言い逃げした堀口が悪いわよ。
冷静になればそうわかるけど、
高村さんにたんか切っちゃったから気まずくて、謝りにくかったの」
「…あれは、あたしも考えさせられた」
樋渡さんが祐輔を好きだってこと、
忘れちゃいけないのに、忘れかけてたんだ。
「ねえ、あたしが友達でも…いいの?」
あたしはおそるおそる尋ねた。
彼女があたしと一緒にいることを辛いって思うんなら、
これ以上、登校に付き合ってもらって、迷惑かけるわけにはいかない。
すると、樋渡さんがボソッと、