先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
「ああ。まだまだ若いんだから、俺のせいで視野を狭めたくない。
だからさ、あまり神経質にならずに、
友達としてなら堀口と親しくするのもいいんじゃないかな」
「うん…わかった」
あたしは曖昧にほほえんだ。
実は友達どころか、女としてねらわれてますなんて、
とてもじゃないけど言えない…。
堀口先輩とは、適度な距離を保たなきゃ。
「あ、そうだ」
「ん?」
先生の声がいきなりワントーンあがって、あたしは祐輔を見た。
「ゴールデンウィーク、旅館をおさえたから」
「え…!?」
一瞬、
なにを言われたかわからなかった。
旅館…?
それって…。
「旅行ってこと!?」