先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
離れたと思ったら、またキスをして。
先生に翻弄される。
どのくらいキスをしていたのか。
ようやく唇が離れて、あたしは先生にもたれかかった。
「…バカ」
恥ずかしすぎて、顔をあげられないよ…!
「…悪い、千沙」
先生はあたしの背中をポンポンとたたいた。
これ、好きなんだよね。
安心する。
「もういいから、早く行こう」
あたしは先生から離れると、その顔も見ずに先に歩いた。
10歩も行かないうちに、あたしは追いかけてきた先生に手を取られた。
なんだかんだ言ってうれしくて、握り返す。
「…それにしても、変な感じだな」
「え?」