先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
あたし、先輩をふったはずなのに、なんでこんなに普通なの!?
なんて言っていいかわからなくて困るよ!
見かねた樋渡さんが助け舟を出してくれたけど…。
「今日は女の買い物なの。遠慮して」
「いいじゃん、混ぜてよ」
先輩はしつこくて、
ホントにお店までついてきてしまった。
「うわ、すげえ~」
「堀口…よく堂々と店にいれるわね」
奈月がため息をついた。
あたしはというと…
なんだか恥ずかしくて、肩に力がこもってしまう。
うう…。
先輩を知らないふりしたい。
ここは女性向けのランジェリーショップで、
メンズなんて一つもない。
女の城なんだ。
普通、ここに着いた時点で帰らない?
「でもよ、向こうにも男いるぜ?」