先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
こちらは山を見下ろすような形になっていて、遠くの緑と空をのぞめる絶景だよ!
すごく贅沢なお風呂だよね。
「内風呂はこちらになります。
温泉ではありませんが、軽く汗を流すにはこちらをご利用くださいませ」
露天風呂の入り口、脱衣所の横にすりガラスのドアがあって、
その先に洗い場、シャワー、浴槽があった。
「祐輔、この部屋、高かったんじゃない…?」
横に立つ祐輔を見上げた。
部屋に露天風呂があるなんて、初めて泊まるし、
さらにふつうのお風呂もついてるなんて…。
部屋も二間あって、
これって、ホテルで言うスイートルームに近いんじゃ…?
「おまえが気にすることないよ」
祐輔はポンッとあたしの頭に手をおいた。
「…のんびりするだけで、たいして観光もしてやれないからな。
せめて部屋でくつろごう」
「…うん。
祐輔、お疲れ様」