先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
あたしは早速とばかりに、お茶受けのお菓子を食べた。
お饅頭の味が口に広がる。
甘過ぎず、優しい味だ。
次に、お茶を飲むとほろ苦い。
「これも食べるか?」
向かいに座った祐輔はお茶を飲みながら、お菓子を差し出してきた。
甘さ控えめとはいえ、祐輔はあまり甘いモノを食べないので、
あたしはありがたく受け取った。
「ありがとう!」
二つ目は、ゆっくりと味わった。
「さて。夕食までどうする? 風呂入るか?」
「お風呂?」
「ああ、一緒に」
祐輔はニヤリと笑った。
い、い、いいい一緒に!?