斜めがけのダーリン
ダーリン現る
今日からいよいよ・・・と思ったら。
オォ副編集長から「バックナンバー読んでて。」と言われてしまった。
何だかつまんないなぁ、なんて思いつつ書棚から本を取ろうとしていると・・・。
誰か見てる・・・うわっさっきの汚いコーヒー男だ!
何で立ち止まってみてるんだよ~、暇なのか?コイツ・・・。
「お疲れ様です。」(ニコッ)と感じ良く彼のほうを向いて「カオリと申します。宜しくお願いします。」と感じ良く声をかけると。
コーヒー男が「あっど~も、ダーリンと申します。」とその姿からは考えられないような高い声で答えた。
このコーヒー男が今後、ダーリンと呼ばれる私を惑わす存在になろうとは・・・。
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