pinIon
First
「ちょー最悪っ!
ねっ、聞いてよ美桜(ミオ)!」
昼休みの食堂全体に
響き渡るくらいの声で
喋る私の友達、明衣。
「どうしたの?
また男?」
「そーなの!
いい感じでねカラオケ
してたんだよ?
そしたらいきなり明衣(めい)の脚触りだしたの!」
サラダのトマトを
いつものように
私のお皿に移しながら、
不機嫌そうな明衣。
ねっ、聞いてよ美桜(ミオ)!」
昼休みの食堂全体に
響き渡るくらいの声で
喋る私の友達、明衣。
「どうしたの?
また男?」
「そーなの!
いい感じでねカラオケ
してたんだよ?
そしたらいきなり明衣(めい)の脚触りだしたの!」
サラダのトマトを
いつものように
私のお皿に移しながら、
不機嫌そうな明衣。