あい
「俺には彼女がいるんだ。
だけど彼女は事故にあった。
俺は近くにいたけど守れなかった。
彼女は記憶喪失になった。
おれは毎日泣いた。
それから毎日彼女のところへ行った。
でも、彼女は俺のことを覚えてなかった。
それは当たり前だけど、俺はそれが悔しくて自分を恨んだよ…。
それから彼女に会うたびにもっと悲しくなった。
守れなかった自分がのこのこと会いにいってもいいのか?と思った。
それから彼女に会わなくなった。

……でも、彼女に会いたくなった…。」

それって…。

「守ってあげられなくてごめんな…。
…里穂。」
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